心得のまとめ 「留学」を思い立つと、海外生活を想像してさまざまな疑問や興味が湧いてくるもの。

ジュニア世代の頭の中は、常に「なぜ?なに?どうして?」でいっぱい。
ときどき親御さんも聞かれて困ってしまうこともありますよね。
留学に関する疑問の答えは、代わりにウインテックが解決します。

好奇心旺盛なみなさんに、留学を成功させるためのちょっとマニアック、だけど留学のリアルをとらえた役立つ情報をご紹介します。
ぜひ、お子さんと一緒に読んで、「なるほど!」を共有してください。

【vol.1】
「ホームステイ先へのおみやげって何を持っていけばいいの?」

写真提供:Evakona Education

留学の楽しみのひとつでもあるホームステイ。現地の家庭に「家族の一員として滞在する」異文化体験で、ホストファミリーと衣食住を共にしながら各国の生活習慣を学びます。実際、留学生の約7割はホームステイを希望するという人気の滞在方法です。
初めは言葉の壁や文化の違いにとまどうこともありますが、ホストファミリーが身振り手振りでコミュニケーションをとってくれたり、伝統料理を作ってくれたりと日々一緒に暮らしていく中で、言葉と現地の生活に慣れていくことができます。

留学生には、滞在中にお世話になるホストファミリーに気持ち程度のおみやげを持っていくことをお勧めします。高価なものでなくて結構なのですが、ここでよく聞かれる質問。

「ホストファミリーへのおみやげって何を持っていけばいいの?」
「海外の人にはどんなおみやげが喜ばれるの?」

実は、日本からの留学生は主要な都市に留学することが多いので、以前に日本人留学生を受け入れたことのあるホストファミリーにお世話になることもあるんです。

日本人の気質を理解してくれているのでコミュニケーションはとりやすいのですが、おみやげについては別で、お箸や扇子などのいわゆるオーソドックスなおみやげはすでに前の日本人留学生にもらっていたりするので、気を付けなければなりません。

「なぜ?なに?国際派の心得」第1回目の今回は、創業20周年のウインテック留学センターは、長年の経験からホストファミリーに喜んでもらえるちょっと工夫したおみやげを特別に大公開します。意外と身近にあるものが活躍しますよ。

①5円玉(または50円玉)

goen海外の人に人気なのが日本のコイン(硬貨)の5円玉と50円玉。理由は、「穴が開いているから」。世界的にみて、穴が開いているコインを持っているのは、日本の他に数ヵ国のみ(デンマーク、ノルウェーなど)で、欧米やオセアニアなど主要な留学先のホストファミリーはとても珍しがって、大変喜んでくれます。

突然ですが、みなさんは5円玉って何か描かれているかご存知ですか?

よく見てみると、「表」には稲穂、歯車、水平線(川)が描かれています。これにはそれぞれ意味があり、稲穂=農業、歯車=工業、水平線=水産業を表しているんです。ホストファミリーや海外の人に、「日本の産業って何があるの?」という質問を受けることがあります。そんなときは、5円玉を思い出して、日本の主な産業を教えてきてください。ちなみに、50円玉には一重菊が描かれています。日本の国花である菊を海外で広めてくるのも情緒的ですね。

さらによく観察してみると、1円玉、100円玉、500円玉は英数字ですが、5円玉と50円玉には漢数字で五円、五十円と書かれています。欧米人は漢字が大好き。かっこいいアーティスティックなものだと思っているので、漢字が入っている硬貨はとても人気です。

また、5円は”ご縁”にかけてお賽銭に使われる縁起のよいものと言われています。ちょうどホストファミリーとも何かのご縁ですから、ご縁=bond、tie、connectionなどの英語を使って説明すれば、彼らも絆やつながりを感じ取ってくれるでしょう。

余談ですが、5円玉をとんかつソースで洗うとソースに含まれる酸(クエン酸など)のおかげでピカピカに。是非きれいに洗って海外に持っていってください。

②文房具・筆ペン

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日本のおもしろ文房具や進化系文房具は海外でとても人気です。

例えば、おすしの形をした消しゴムや芯がなくてもとめられるホッチキス、カラフルな色のフリクションボールペンはとても喜ばれます。

なかでも、筆ペンは特におすすめ。欧米人は漢字が好きなので「私の名前を漢字で書いて」と言われることがあります。普通のペンは味気ないので筆ペンで書いてあげると和の感じがでて喜ばれます。当て字で名前を書いてあげることになりますが、できれば否定的漢字ではなく、きれいな漢字やその方の興味のある漢字を使ってあげましょう!例えば、オーストラリア人のサリーさん→「紗梨衣」、アメリカ人でサッカー好きのマイケルさん→「米蹴」のように。最近では、黒い筆ペンの他、ラメ入りやカラフルな色の筆ペンが出ているそう。海外には筆ペンの独特の感触がないので、現地の人はとても面白がってくれます。2、3本用意していくとよいでしょう。

お子さんのいるホームステイ先には、塗り絵やお絵かき帳、色鉛筆などの文房具を持っていくと、すぐさまおえかきを始めるので、緊張の空気から一気にぱーっと明るい雰囲気になるのでその後のコミュニケーションが取れやすくなりおすすめです。

③日本の雑誌

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日本のサブカルチャーやファッションは海外でも興味のある方が多く、日本のトレンドを写す雑誌はホストファミリーのおみやげとして最適です。

女性のファッション誌では流行しているアイテムやヘアスタイルを紹介したり、日経トレンディなどの情報誌では進化系電化製品や文房具などを紹介したりしているので、今の日本が詰まったおみやげとなります。

以前、イギリスにティーンエイジャー向けのファッション雑誌を持っていった15歳の留学生がいらっしゃいましたが、ホストシスターと一緒にその雑誌を見ていたところ、日本のファッションに感化され、当時流行っていた盛りヘアスタイルをイギリスで始めてしまったというお話しを聞きました。すごく微笑ましいエピソードですよね。異文化交流をされて、貴重な留学体験となったとお話しされていました。

④キッチングッズ

ホストマザーが喜ぶのは、100sushi円均一のお店で売っているキッチングッズ。海外では食器を洗うスポンジは長方形のシンプルなものしかありませんが、お花の形や動物の形のスポンジは日々キッチンに立つホストマザーのひとときの癒しになってくれるようです。

また、現地生活に慣れた頃に日ごろの感謝をこめて、日本食を作ってみるのも◎。肉じゃが、カレーライス、焼きそばなどが簡単にできて、海外の人によく食べられているメニューなのですが、ホストファミリーと一緒に料理したいという方は、手巻き寿司にチャレンジしてみては?写真のようなアイテムを用意すれば、海外の人でも簡単に作れますよ。手巻き寿司の中身は、現地で調達できる食材を色々試してみましょう!

⑤あんこものはNG!?

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食べ物のおみやげは小分けにしてあるおせんべいや飴がご近所の人にも分けられるので喜ばれます。注意すべき食材は、あんこです。特に欧米人はあんこが苦手な方が多いので気を付けましょう。ホームステイ先に箱に入った24個入りのおまんじゅうを持っていったら、翌朝ごみ箱に全部捨てられていたという悲しいエピソードも。そもそも食文化が違いますので、そこはあまり気にせず、「そっか、○○の国の人はあんこが嫌いなんだ。ひとつ勉強になったなぁ。」という寛容な気持ちを持ちましょう。

また、オーストラリアとニュージーランドに留学される方は食べ物の持ち込み規制があるのでインターネットで調べてから購入することをおすすめします。

心得のまとめ

今回はちょっと工夫したおみやげをご紹介しましたが、この他にもさまざまなものがあります。どんなおみやげでもただ渡すのではなく、日本の習慣、文化、流行などを教えながら渡しましょう。きっとホストファミリーと上手く生活するきっかけになり、滞在中も良好な関係を築けるひとつの要素になるはずです!

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