心得のまとめ 「留学」を思い立つと、海外生活を想像してさまざまな疑問や興味が湧いてくるもの。

ジュニア世代の頭の中は、常に「なぜ?なに?どうして?」でいっぱい。
ときどき親御さんも聞かれて困ってしまうこともありますよね。
留学に関する疑問の答えは、代わりにウインテックが解決します。

好奇心旺盛なみなさんに、留学を成功させるためのちょっとマニアック、だけど留学のリアルをとらえた役立つ情報をご紹介します。
ぜひ、お子さんと一緒に読んで、「なるほど!」を共有してください。

【Vol.4】
「海外の食文化について」
「留学先の食事やマナーってどうなの?」

「留学先ではどんなものを食べるんだろう?」
「お米って食べられるのかしら?」
と、親御様ならお子さんの海外での食生活が気になるもの。

留学の基本は、「When in Rome do as the Romans do. (郷に入れば、郷に従え)」。
海外では日本の常識が通用しなかったり、現地人と考え方と違ったりとさまざまな“カルチャーショック”を目の当たりにすることがしばしばあります。しかしながら海外は日本ではありませんので、文化・習慣は違って当たり前。それを体験し、異文化を理解しにいくのが留学なのです。

「食文化」も同じ。その国それぞれに食文化があり、現地の人々は自分の国の食べ物を食べて生活しています。留学に行ったら、現地の食文化を理解し、受け入れることが大切です。今回はホームステイ先での食事事情が日本とどんな違いがあるのか、大解剖します。

海外の家庭料理ってどんな感じ?

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海外の家庭料理はひとことで言うと「シンプル」。日本の家庭のように5~6品は必ず食卓にでてくるということはなく、大まかに主食、副菜、メインという内容になります。

海外の家庭料理メニューの一例。

海外の家庭料理メニューの一例。

<朝食について>

忙しい朝は、火を使わないでパパっとできるものが出されます。自分でシリアルやオートミールに牛乳をかけて食べるか、パンをトーストしてジャムやバターを塗って食べます。学校で勉強に集中できるように忙しくても朝食はしっかりとりましょう。

 

<ランチについて>

ランチは朝、自分で詰めることも。日本で練習しておこう。

ランチは朝、自分で詰めることも。日本で練習しておこう。

基本的にはホームステイ先からサンドウィッチやパスタなどをランチBOXに入れて持参します。日本ではお母さんがお弁当を作ってくれますが、海外では自分でサンドウィッチを作ったり、おかずをランチBOXに詰める習慣がありますので、日本でも練習しておくとよいでしょう。

 

<夕食について>

日本では主食はお米ですが、海外では国によって異なります。例えばアメリカやカナダではパンやパスタ類、オーストラリア・イギリスではパンやじゃがいもなどを主食とする家庭が多くみられます。

洋食の味付けが続くと日本の家庭の味が恋しくなることも。

洋食の味付けが続くと日本の家庭の味が恋しくなることも。

 

主食の他、欧米では肉料理に野菜というのが一般的な食事ですが、移民を多く受け入れているアメリカ、カナダ、オーストラリアなどではホストファミリーのバックグラウンドがヨーロッパやアジア諸国という家庭もあり、イタリア料理や中華料理など多国籍の料理がでてくることがあります。

食事のことを話題にして「どうやって作るの?どこの国の料理?」など、ホストファミリーに質問してみましょう。食文化について色々と教えてくれるはずです。

 

冷凍食品もあり!? Frozen Foodが活用される理由

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実は海外では冷凍食品(Frozen Food)が主婦の強い味方で、よく食卓にでてくることがあります。これは海外の生活様式が関わっているのですが、冷凍食品が活用される理由を見てみましょう。

 

【理由その1】食料品の買い出しは週に1回

広大なアメリカやオーストラリアでは、食料品を買うのに車を走らせて大型スーパーに買い出しに行かなくてはなりません。ちょこちょこと何度も行くのが大変なため、だいたい週に1回、カートいっぱいの食料品を買い込んで、1週間の食事をそれで賄っていきます。1週間ともなると、やはり保存がきく冷凍食品が重宝されているというわけです。

夫婦共働きのホストファミリーも多い。

夫婦共働きのホストファミリーも多い。

【理由その2】ママはキャリアウーマン。共働きのファミリーが多い

主要な英語圏では女性の社会進出も目覚ましく、ホストマザーも働いていることが多くのケースで見受けられます。そんな忙しいホストマザーはレンジで調理して、すぐに食べられる冷凍食品を適宜活用。そんなファミリーのために、日本以上に冷凍食品のバラエティが多いのも海外の特徴です。

マナーを守って楽しく食事を

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海外の夕食は日本よりも少し早めの夕方6時頃からスタートします。ホストマザーに夕食の時間を事前に聞いておいて、学校からは夕食の時間までに帰ってくるようにしましょう。もし、遅くなるようなら前もって遅くなることを必ず伝えてください

ホームステイ先では留学生はみなゲストではなく、ファミリーの一員として生活しますので、食事の準備や後片付けも積極的にお手伝いしましょう。

また、海外では音を立てて食べることはマナーが悪いという認識があります。特にスープやスパゲッティなど音を立てないように心がけましょう。基本的にフォーク、ナイフを使って食べますので、スムーズに使えるように日本で練習しておくことをおすすめします。

食卓でもエコロジー

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自分で食べきれる分を取るのがマナー。

日本ではごはん茶碗にお味噌汁用のお椀、メインを乗せるお皿、サラダボウルなど、少なくても3~4つのお皿を使っていますよね。欧米ではワンプレート料理が主流で、自分で鍋やフライパンから自分が食べられそうな分量を取って食べる習慣があります。

そもそも、後片付けの際に水をたくさん使わなくて済むようにワンプレートになったと言われています。オーストラリアやアメリカ西海岸などは水不足になることが多く、現地の人々は常に節水を心がけています。味が混ざってしまうのではないか…。と心配になる方もいらっしゃいますが、実は混ざっていいんです!ホストファミリーによると、混ざるとよりおいしい味付けになるんだそうです。ぜひお試しください。

食物アレルギーや特別なリクエストは事前に

お子さんに卵、小麦、乳製品、果物、ナッツ類、甲殻類など食物アレルギーがある場合は、遠慮なく事前にホストファミリーに知らせておきましょう。

アレルギーの問題は万国共通。事前にファミリーに伝えておこう。

アレルギーの問題は万国共通。ホストファミリーも考慮してくれる。

英語では、「I am allergic to wheat.(小麦にアレルギーがあります)」といいます。

万が一のために、正確な「体重」を英語で言えるようにしておきましょう。気を付けていても事故的に口にしてしまった場合に、じんましんが出てきたら病院へ行くことになります。治療の際に、薬や点滴を使うことがあります。正確な体重を言えないと薬のOverdose(適正量オーバー)になってしまい、お子さんの体に負担がかかりますので、注意しましょう。

体重の単位は国によって異なりますので、現地の単位にするのに計算が必要な国があります。

体重の単位は国によって異なりますので、現地の単位にするのに計算が必要な国があります。

 

留学先の体重の単位を調べておこう。

留学先の体重の単位を調べておこう。

●アメリカ・カナダ…ポンド(1ポンド = 約0.45kg)

※キロの体重÷0.45=ポンドの体重 (例:体重45キロの人→100ポンド)

●イギリス・アイルランド…ストーン(1ストーン= 約6.35 kg)またはキロ

※キロの体重÷6.35=ストーンの体重 (例:体重45キロの人→約7ストーン)

●オーストラリア・ニュージーランド…日本と同じキロ

 

また、ベジタリアン、宗教などの関係で食べられない食物がある場合も、事前にホストファミリーに伝えておきましょう。海外では日本よりもベジタリアンや宗教への理解がありますので、心配しなくても大丈夫です。

アレルギーに関してはホストファミリーに任せきりにせず、自分でも食べ物に対して気を付けることを忘れずに。

ウインテック留学センターでは事前にアレルギーや特別リクエストをお聞きし、ホームステイ先選定の条件にさせていただいていますが、好き嫌いのリクエストは受けかねますので、できるだけ食べ物の好き嫌いはなくして渡航しましょう!

心得のまとめ

留学生はゲストではなく、家族の一員です。食事の準備を率先して手伝えば、ホストファミリーともコミュニケーションをたくさんとることができます。現地の食文化を学ぶことも留学の醍醐味。滞在中に、いつもお世話になっているホストファミリーに日本食を作ってあげるのもGood!日本式のおもてなしをして、異文化交流を楽しんでください。

親御様としては、お子さんの食生活が気になるところですが、「郷に入れば、郷に従え」の精神で温かく見守っていきましょう。きっとお子さんは留学中に親御様の料理が恋しくなり、そこで親御様への感謝の気持ちに気づいて帰国されるはず。日本のことや自分の家族のことを客観的に考え、改めて日本と家族の良さやありがたみを発見するのも留学の一環です。

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