「留学」を思い立つと、海外生活を想像してさまざまな疑問や興味が湧いてくるもの。
ジュニア世代の頭の中は、常に「なぜ?なに?どうして?」でいっぱい。
ときどき親御さんも聞かれて困ってしまうこともありますよね。
留学に関する疑問の答えは、代わりにウインテックが解決します。
好奇心旺盛なみなさんに、留学を成功させるためのちょっとマニアック、だけど留学のリアルをとらえた役立つ情報をご紹介します。
ぜひ、お子さんと一緒に読んで、「なるほど!」を共有してください。
小学校高学年の英語(外国語活動)が必修科目となってから数年が経ちます。小学生のうちから異文化や外国語に触れさせよう、コミュニケーション力を向上させよう、海外に対して興味を持ってもらおうという文部科学省の狙いで始まりました。
昨今のメディアでも『グローバル人材』『国際派』という言葉が目立っており、「将来、世界を飛び回る大人になってほしい」「国際社会で困らないように」と願う国際派の親御さんは、いち早くジュニアの英語教育に目を向けていらっしゃいます。
実際、「小学校低学年頃までにお子さまに習わせたいもの」は1位スイミング、そしてピアノを抜いて2位は英会話とのデータも!(※ミキハウス子育て総研調べ)幼少期に英語を学ばせようというご家庭が増えていることが分かりますね。
英語教育の低年齢化が止められない今、子どもの留学が注目されています。24時間英語のシャワーを浴びることができる留学に何歳からチャレンジできるのか、準備は何をしたらいいのか、その疑問について少し深堀してお応えします。
子どもの留学を考えたとき、まず疑問に思うのが年齢のこと。留学には一体何歳から行けるのでしょう?大きくわけて3つのパターンがあります。留学スタイル別にわかりやすくご紹介します。
ママまたはパパと一緒にチャレンジする「親子留学」。なんと0歳から受け入れてくれる国があるんです!それは南半球にあるニュージーランド。お子さんをベビーシッターやチャイルドケアセンターに預けることができ、親御さんはその間、英語レッスンで自分磨きができます。
まだまだ手のかかる0歳。日々の子育てに翻弄されているママやパパも多いと思いますが、思い切ってリフレッシュを兼ねて海外へ!滞在はホームステイがおすすめで、ニュージーランド式子育てを間近でみることができますし、ホストマザーと子育ての習慣や考え方の違いを互いに話し合ってみるのも勉強になります。親御さんは留学中、リフレッシュして体力・メンタルを充電すれば、帰国後も海外の子育て方法を取り入れつつ、子育てを楽しめるようになるはずです。また、お子さんは小さいうちに英語を聞かせておくと「英語耳」が育つと言われています。
少し専門的な話になりますが、言語にはそれぞれよく使われる周波数があります。私たちの母国語である日本語は低周波、一方英語は高周波を良く使います。日本語のみで生活していると低周波に慣れてしまい、高周波の音が聞き取りにくくなると言われています。実は聴覚が優れている0~2歳は、無意識に両方の周波領域を聞くことができているんです。英語耳を育てていくには継続が大切なので、帰国後も英語で読み聞かせをしたり、英語の歌を聞かせたりとできるだけ英語に触れさせましょう。
また留学中は親御さんと離れて過ごす時間がありますので、自分でトイレに行けるようになる4歳頃を目安に親子留学をさせるご家庭も増えています。各ご家庭でお子さんの最適な年齢を考えてみてはいかがでしょうか。
(ニュージーランドの他には、ハワイ(アメリカ)は2歳、オーストラリア、カナダは3歳からの受け入れが可能)
各国で行われているサマーキャンプに参加されるお子さんが年々増えています。日本のことわざに「かわいい子には旅をさせよ(英語ではSpare the rod and spoil the child.)」というものがありますが、わが子に一人で何かにチャレンジしてほしいという親御さんが、単身での短期留学をご希望されるケースが目立ってきました。
単身で行くジュニア短期留学は、イギリス8歳、アメリカ10歳、カナダ7歳、オーストラリア6歳、ニュージーランド11歳という具合に受け入れ年齢が国によって異なります。小学校低学年の6歳から可能な国もありますが、単身で行く場合10歳~17歳が望ましいといえるでしょう。
現地に行ったら全て身の周りのこと(自分で朝起きる、洗濯、片づけ、服をたたむなど)は自分でできなくてはなりません。また、自分から聞きたいことや許可を取ることができる年齢になってからのほうが、お子さんご自身も我慢せずに済みます。10歳以下になるとホームシックにかかる確率も高いので、お子さんの自立心が芽生えてきたころを見計らって挑戦するのもいい方法です。是非、ご家庭内で日ごろのお子さんの成長度合いにアンテナを張っておいてください。
小学生・中学生の時期に、短期でも世界を経験しておくメリットは、まず言語を早く覚えられて忘れにくいこと。小学生の強みのひとつに、“間違えを恐れないで話しかけられる“ことが挙げられます。大人になるにつれて、正しい文章で発言しなくちゃ、正しい発音で話しかけなくちゃと“間違えてはダメ“という気持ちがでてきますが、これは言語習得には非常に邪魔になるメンタリティです。
英語上達には「たくさん間違えること」が大切。一度間違えたことは、もう次からは間違えません。サマーキャンプや短期留学を運営する海外の語学学校も、留学生にはたくさん間違えにきてほしいと言っているほどです。積極的に友達や先生に話しかけて、たくさん間違えて、失敗から学ぶ体験をしてきてください。
また、海外で他の国の文化に触れることで、いろんな習慣や意見があること、いろんな人種がいることなどを体感し、グローバルマインドが養われます。みんな違って当たり前ということに気づいて帰国すれば、日本で外国人に出会っても自然に接することができる国際派の仲間入りができるでしょう。
海外の中学・高校に入学したいという本格派のご家庭も近年増えてきていますが、長期留学の場合、現地での滞在方法によって受け入れ年齢が異なります。
学校の寮に滞在する私立ボーディングスクール(全寮制学校)では小学校から留学が可能です。ホームステイに滞在する場合は、14歳以上という国が多く見受けられます。ボーディングスクールの場合は、寮スタッフが学生の生活を管理してくれたり、先輩たちが面倒を見てくれるので小学生のような低年齢でも受け入れてもらえますが、ホームステイの場合は自立心が必要なため中学生(14歳以上)からと基準が設けられています。
正規留学の場合、高校から海外留学したいというケースが主流なので、ここでは高校正規留学についてお話ししたいと思います。
高校正規留学考える上で、重要になってくるのが大学進学への影響です。現地での初年度は、やはり言葉の壁や文化の違いに戸惑い、思ったような成績がとれない留学生が多いのが現状です。理想は中学3年生から留学スタートし、4年かけて高校を卒業するというプランです。(海外の高校は中学校とつながっているので、日本の中学1年生~高校3年生までを7年生~12年生と呼ぶ。)
大学進学で大切なのが10年生~12年生の成績。9年生(中学3年生)の1年間を準備期間ととらえ、英語と学校生活に慣れる期間にし、10年生(高校1年生)からはしっかり勉強して、いい成績を残せば、国内外問わず大学進学へ有利になります。よく高校1年生から留学させればいい、と考えがちですが、日本と海外の中学・高校の教育システムが異なりますので注意が必要です。
もちろん10年生(高校1年生)から留学をスタートすることもできますが、卒業時期が遅れたり、初めからいい成績がとれなかったりする留学生が多く、しっかり留学開始時期を考えて決めることをおすすめします。
また、日本の大学を目指している場合、海外の高校に2年以上在籍している留学生には、帰国子女枠を設けている大学に受験が可能です。大学によって基準、試験内容は異なりますが留学経験と語学力が評価されるケースが多く見受けられます。とはいえ、単に海外に行っていただけでは評価されませんので、選考の際に有利になるように、留学中は予習復習、課題の提出、中間・期末テストへの頑張りはもちろん、ボランティアやクラブ活動に積極的に参加しましょう。
留学前には、英語の準備をしていきましょう。ジュニア世代の場合は、勉強に楽しさを加えなければなかなか続きません。好きなキャラクターを登場させたり、音楽などを使って飽きさせない勉強法を試してみてください。
おすすめは、英語の歌やディズニーなどの映画をセリフを覚えてしまうくらい繰り返し見ること。絵本を使うのもいいですね。毎晩寝る前に読む習慣にしてしまうと親御さんも楽に誘導できて続けやすいです。絵本は乳児用から小学生用までさまざまものがありますので、年齢によって、難易度を変えてみてください。
また、ご家庭内で英語で会話する機会を増やしましょう。最初はあいさつ程度で構いません。
朝起きたら、Good Morning、寝るときはGood Night、ありがとうはThank you、おやつの時間にはSnack time!などなど。留学先でのコミュニケーションもあいさつからはじまるので、実はあいさつが一番大切なコミュニケーションだったりするんです。少しずつ発話させるようにすれば、現地に行っても戸惑うことが少なくなるはずですので、ご家庭で取り組んでみましょう!
親御さんも含めて心の準備が大切です。海外は日本ではないので食事や風習など、違って当たり前。異文化を体験したら、それを理解し、受け入れることが国際的な視野をもつ人材への第一歩です。ご家庭でも事前にお子さんに教えておきましょう。
また、日本のことを勉強しておくことも必要です。日本人代表として海外に行きますので、現地の人に日本のことを聞かれることがあります。その際に、日本の文化、風習、歴史などを伝えてこられるように、日本にいるうちに予習しておくと現地で困りません。新聞、インターネット、図書館などを使って、この機会に日本のことについて調べてみてください。
いかがでしたか?留学を始める時期やどこに行ったらスムーズに留学生活が送れるのかなど、親御さんも初めてのことでいろいろと迷うこともあるかと存じます。そんなときはウインテック留学センターにご相談ください。実績を基におひとりお一人に合った留学プランをご提案いたします。
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2020年にオリンピックを迎える日本。たくさんの外国人が訪日することは間違いありません。道に迷っている外国人に、英語でおもてなしできるお子さんだったらとても頼もしいですよね。
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