日本の学校に籍を置いたまま海外の学校に通うスタディアブロードプログラム。 1学期～1年間の留学期間で、留学先を選ぶことができる比較的チャレンジしやすい高校留学です。
現地の中学・高校で英語を勉強しながら、現地の文化や習慣を学びます。
英語力がある留学生は地元の学生と一緒に普通科目を受けられる場合があります。日本の高校によりますが、ここで取得した単位を日本の学校に移行することも可能です。
スタディアブロードを実現するにはどんな準備をすればいいのか？
基本情報から現地生活まで、わかりやすくご説明します。
■北米（アメリカ・カナダ）の場合： 9月、1月 （カナダの場合、4月から入学できる学校もある）
■オーストラリアの場合： 1月、4月、7月、10月 （12年生の4学期目の入学は不可）
■ニュージーランドの場合： 2月、5月、7月、10月 （12年生の4学期目の入学は不可）
■イギリスの場合： 9月、1月
・海外に興味があって、海外の文化を理解しようという気持ちがある方
・異文化交流をしたい方
・前向きに物事をとらえられる方
・留学先（国や学校）を自分で選びたい方
・1年以上の長期留学が難しい方
・AO入試で日本の大学受験にチャレンジしたい方
・将来世界を舞台に活躍したい方
スタディアブロードプログラムでは留学先が自由に選べます。留学生ご本人の興味のある国を選ぶもよし、受け入れ環境で選ぶもよし。各国の特徴を見て最適な留学先を決めましょう。
スタディアブロードプログラムが可能な主要国は以下のとおりです。
アメリカ
個性を尊重するとともに自主性を重んじる国。テニス、ゴルフ等スポーツ留学もさかん。
カナダ
スタディアブロードの留学先として人気の国。移民の国で多国籍国家のひとつ。留学生を受け入れる寛容な国。
オーストラリア
移民が多く、多国籍国家。親日家が多く、スタディアブロードの留学生へのサポートも充実。
ニュージーランド
親日家が多く、高校から好きな分野を学べ個性を伸ばしてくれる。
イギリス
私立校のみスタディアブロードの受け入れ可能。ハリーポッターさながらの厳格な校舎で由緒正しい学校生活体験ができる。
国の特徴や国民性、学校のカリキュラムなど、それぞれ異なりますので、自分に合った国を選んで納得した留学生活を送れるように準備しましょう。
1学期（3カ月/4カ月）～1年の短期/中期留学となります。
日本人留学生の場合、英語に自信がでてくるのが海外生活を始めて6か月くらいという方が多いので、可能であれば2学期以上の留学をおすすめします。
＜留学期間の事例～オーストラリアの場合～＞
■中学3年生…4月～9月（2学期間）
■高校1年生…9月～12月（1学期間）
■高校2年生…4月～3月（4学期間）
留学期間は日本の中学・高校の理解や留学生一人ひとりの家庭事情などにもよって異なりますので、留学カウンセラーと相談の上、留学期間を決定しましょう。
入学基準としては英語力は不要ですが、前述にもあるように英語力は留学期間に関わってきますので、できるだけ英語力をつけてから出発することをおすすめします。
特に中学英語はしっかり復習し、自分から質問したり、クラスメイトとディスカッションをするのに必要な会話力（コミュニケーション力）をつけておきましょう。
ウインテックでは、ご希望の方に英語を学べる場を提供しています。
◆出発前英会話レッスン◆ ～ランゲージスタジオ～
ウインテックでは、出発前のお客様を対象とした英会話レッスンを行っております。
ネイティブ講師が留学生活に必要な英語を指導。外国人に慣れる、英語を話す習慣をつける、質問の仕方を学ぶなど、さまざまな場面を取り入れて英語のブラッシュアップをします。
週に1～2回参加することをおすすめします。
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出発前に日本で3カ月間、オンラインで英語準備ができるコースです。
英語力向上を目的とした留学生のためのもので、アメリカ文化の理解を深めたり、高校で使われる英語や数学の対策となるように作られています。英語で英語の授業を受ける練習に慣れておくと現地でスムーズに授業に参加できやすくなります。
スタディアブロードプログラムを終え、帰国したら日本の学校に戻ることになりますが、現地で取得した単位を移行できるかどうかは日本の学校の判断になりますのであらかじめ確認しておくことが大切です。
また、高校2、3年生になれば進路が気になってきます。海外就学経験者が有利になる大学受験方法がありますので留学前から確認しておきましょう。
【進路①】 日本の大学へ進学
Admission Office入試、いわゆるAO入試を行っている大学は狙い目です。選考方法は大学によって異なりますが、一般入試と違って「絶対にこの大学で勉強したい」、「これを専攻にしたい」という受験生向けに、学力以外の能力を見て合否判定するという入試です。
留学中に磨いた英語と国際感覚、異文化理解などを全面にアピールすることができるので、帰国生の多数がAO入試にチャレンジしています。
【進路②】 海外の大学へ進学
英語力がアップし、海外での異文化体験を得てくるので、海外の大学進学もチャレンジする方も増えています。海外の大学進学を目指す場合、各大学が指定している英語力の基準に達している必要があります。英語テストのTOEFL(r)またはIELTSのスコアが必要となります。テスト対策も留学中にしておきましょう。
国によって異なりますが、基本的に必要なものは以下のとおりです。
■英語力：不要（中学レベルの英語があることが好ましい）
■英文成績証明書：最終学歴または通学中の成績証明書を学校に英文で発行してもらいます。
■英文卒業証明書：最終学歴の卒業証明書を学校に英文で発行してもらいます。
■推薦状：英文での推薦状が必要。中学校の先生や高校の先生などに書いてもらいます。
■英文残高証明書：海外で学校生活を送れるだけの資金があることを証明しなければなりません。
銀行から英文で残高証明書を発行してもらいます。
スタディアブロードプログラムの場合、学校が公立か私立かということと、国、留学期間によって費用が大きく変わります。
入学金、授業料、滞在費、手続き費用などが含まれます。
＜オーストラリア公立の場合＞
1学期（3カ月）…約100万円
2学期（6カ月）…約170万円
3学期（9カ月）…約240万円
4学期（12カ月）…約310万円
この他、航空運賃、海外傷害保険、現地でのお小遣いなどがかかります。費用については専門カウンセラーとじっくり相談しながら無理のない留学計画を立てましょう。
・若い年代に英語のみの環境に滞在するので、ネイティブに近い発音が身に付く
・好きな国、将来の目標、学校の雰囲気やカリキュラム内容、費用などで留学先を選べる
・参加するための高い英語力は問われない。
しかしながら、英語力はあるに越したことはない。
・留学期間が短期～中期なので卒業留学に比べて費用が抑えられる。
・現地の友達ができる。帰国して数年後にまた友達を訪ねにその国に遊びに行ったり、逆に日本に招いたりして交流を続ける帰国生も多数。
・高い英語力があれば海外ならではのカリキュラムで興味深い科目を勉強できる（例：アート系、スポーツ系、コンピューター系などさまざま）
・日本の高校に単位を移行でき、卒業を遅らせずに留学できる。（日本の高校の判断による）
・大学受験はAO入試で留学経験、英語力をアピールできる。
・1学期のみの参加だと短期になるので、とにかく短期集中で「英語しか話さない」「積極的に質問・発言をする」など本人の努力がないと吸収するものがないまますぐに留学期間が終わってしまう。
・英語力が十分にない場合、英語コースを多く（長く）とらないといけないので、国によっては英語コースのみで終わってしまうことがある。せっかくなら地元の学生と同じ授業をとりたいので、英語力は日本にいるうちから上げる努力をしよう。
・地元の学生と同じ授業をとる場合は授業についていくのに苦労することも。
・留学中は、日本での勉強ができなくなるので、日本の大学を受験したい場合は、その間の勉強（数学などの理系科目、国語などの文系科目）を帰国後に自分で勉強しなければならない。留学前にしっかり勉強計画も立てておこう。ウインテックでは抜けてしまった日本史の勉強をE-ラーニングでできるシステムを提供しているので上手に活用しよう。
留学期間が3カ月～1年と選べるので比較的チャレンジしやすい留学です。しかしながら、滞在期間が限られていますので、現地の環境に早く順応する力が必要です。現地でもできるだけ英語をたくさん話し、授業でも積極的に発言するなど、本人の努力が大切です。
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お子様の性格、目標、将来の夢、親御様のご要望を踏まえて、専門カウンセラーが留学プランをご提案します。
デリケートな年代だからこそ、有意義な海外留学にするためにさまざまな心構えをお話しいたします。実際に高校留学経験者が担当しますので先輩として疑問や悩みなど一緒に解決していきますのでご安心ください。
有意義な留学を実現して頂くために、留学の心構え、語学の勉強方法、海外生活での注意点、親御さんとの連絡方法などオリエンテーションで、丁寧にご説明します。文化の異なる国に行くわけですから、不便に感じることがあります。事前にしっかり現地の生活様式、学校ルールなどを理解して渡航することが大切です。ご家族でご参加ください。
渡航後にホストファミリーやクラスメイトとスムーズにコミュニケーションがとれるように、日本にいるうちから英語のブラッシュアップをしておかなければなりません。また、交換留学を希望の方は、ELTiSという英語の試験を受け、基準スコア以上を取らないといけないので、やはり英語の勉強は今から始める必要があります。
しかしながら、普段の学校の勉強や部活などで忙しくて、なかなか留学のための英語を勉強する時間がない、という学生さんが多いのも現実。そんな方のために自宅にいながら中学英語がブラッシュアップできるE-ラーニングをご案内しています。
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学校との連絡は密にとり、学期毎にお子様の学校での様子やレポートを親御様に報告させていただきます。
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