心得のまとめ「留学」を思い立つと、海外生活を想像してさまざまな疑問や興味が湧いてくるもの。

ジュニア世代の頭の中は、常に「なぜ？なに？どうして？」でいっぱい。
ときどき親御さんも聞かれて困ってしまうこともありますよね。
留学に関する疑問の答えは、代わりにウインテックが解決します。

好奇心旺盛なみなさんに、留学を成功させるためのちょっとマニアック、だけど留学のリアルをとらえた役立つ情報をご紹介します。
ぜひ、お子さんと一緒に読んで、「なるほど！」を共有してください。

国際バカロレア資格（IB）とは。そのメリットと取得難易度

世界で通用する学びと大学入学資格として注目される国際バカロレア（International Baccalaureate／IB）。

スイス・ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構（IBO）が運営する教育プログラムで、「多様性・探究・国際理解」を核にしたカリキュラムを提供しています。日本国内でもIB認定校が増えていますが、海外のIB認定校に留学することで得られる価値はさらに大きくなります。

1. 国際バカロレア（IB）って何？

国際バカロレア（International Baccalaureate／IB） は、世界160か国以上の学校で行われている国際的な教育プログラムです。
知識を覚えるだけでなく、自分で考え、調べ、発表する力を育てるのが特徴で、スイスのジュネーブに本部を持つ「国際バカロレア機構（IBO）」が運営しています。

IBには年齢に合わせて4つのコースがあります。

PYP（小学生向け）
MYP（中学生〜高校前半向け）
DP（高校2年間向け：大学入学資格として世界で認められる）
CP（キャリア・専門分野に焦点を当てた高校向け）

中でも、高校最後の2年間で学ぶ「DP（ディプロマ・プログラム）」は、世界中の大学で入学資格として高く評価されています。

2. 海外IB認定校へ留学するメリット

世界中の大学進学に有利
多くの海外大学がIBディプロマを高く評価。入学審査で信頼度が高い資格です。
英語力と国際感覚が伸びる
英語で授業を受け、多国籍の友達と学ぶことで自然に実践的な英語力と国際感覚が身につきます。
自分で考える力を鍛えられる
論文作成やプレゼン、ディスカッションが多く、
批判的思考や探究心、問題解決力がしっかり育ちます。
将来の選択肢が広がる
海外大学はもちろん、日本国内の総合型選抜（旧AO入試）でも有利に働くケースが増えています。

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3. 取得の難易度と準備

IBは魅力的なプログラムですが、学習量と自己管理力が求められる点が特徴です。

学習量が多い
6科目の勉強に加え、4,000字の課題論文（Extended Essay）、知識論（TOK）、社会活動（CAS）など多くの課題があります。
英語力が必要
多くの授業や試験は英語。高校入学前から英語の読解・作文の練習をしておくと安心です。
計画性が大切
レポート提出や試験が多いため、スケジュール管理が必須です。

ただし、事前の準備とサポート体制の整った学校選びをすれば、十分に乗り越えられます。