小学生・中学生・高校の正規留学プランは、長期にわたって現地の小学校・中学校・高校に通学し、単位取得や卒業を目指すプランです。主な留学先として、アメリカ、カナダ、イギリス、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドなどが挙げられます。近年では、アジアの学校に進学するケースも増えています。
学生寮に滞在して学校生活を送る私立校をボーディングスクールといいます。多くは私立校で、創立者の教育方針や宗教などが教育に色濃く反映されています。公立校に比べて生徒数が少なく、手厚いサポートが受けられる一方、学校によっては留学生比率が高い場合もあります。映画『ハリー・ポッター』のような大ホールで食事をとるなど、独特の生活スタイルが特徴です。
小・中学生が公立校に通える主要な英語圏は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドに限られています。これらの国は公立校にも豊富な教育予算を割き、留学生の受け入れやサポートにも積極的です。学校ごとに特色があり、ダンスや演劇、サッカーなど特定の分野に力を入れている学校もあります。学業との両立が求められるため、充実した学生生活が期待できます。
地元の学生だけでなく、世界中から学生を集めているのがインターナショナルスクールです。スイスのスクールのように社交界デビューを目指す学生が集まる学校や、全校生徒が20名程度で家族のように過ごす学校など、多様なスタイルがあります。地元の学生ばかりの環境に溶け込むことに抵抗がある場合や、第二外国語同士の方が友達になりやすいと感じる場合、インターナショナルスクールは魅力的な選択肢となります。
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