海外の小学校・中学校への正規留学

小学校・中学校・高校の正規留学に向いている子

• 英語や海外に興味を持っている
• 日本では学べない分野に興味がある
• 海外旅行で物怖じせず挨拶できる
• 食事の好き嫌いが少ない
• 負けず嫌いな性格

小学生の留学

小学生での正規留学は、親御さんの直接的な愛情やコミュニケーションが必要な年齢であるため、慎重に検討する必要があります。短期留学やサマースクールでの経験を積んでから検討することが望ましいです。

この時期は学習やスポーツの基礎が形成される重要な時期であり、日本の同年代の子どもたちと比較して学習進度に差が生じる可能性があります。例えば、算数や漢字、体育などの分野で遅れをとることが考えられます。

しかし、親御さんが海外転勤で近くにいる場合や、特別な教育を受けたい場合など、状況によっては小学生での留学も検討の余地があります。専門の相談機関に相談し、家族で十分に話し合うことが重要です。

中学生の留学

中学生の留学も慎重な検討が必要です。反抗期を迎える年頃であり、家族のサポートが重要となります。しかし、語学力の向上を考えると、中学時代に第二外国語環境で過ごすことは大きな意味があります。

自立心が強く、自己管理能力が高い生徒であれば、留学を検討する価値があります。ただし、日本の歴史や国語など、この時期に学ぶべき内容も多いため、日本人としての基礎を学ぶ手段を確保することが重要です。

高校生の留学

高校入学後は部活動の強度が上がったり、進路説明会が開催されたりと、留学準備にかけられる時間が限られることでついつい後回しにしてしまいがちです。しかしながら、いきなり地元学生と机を並べて授業を受けられる高校年代での留学はネイティブレベルの英語力を身に付ける最後のチャンスです。

この年代での留学は帰国子女枠での大学進学や海外大学への進学など、高校卒業後の進路も平行して返答する必要があるため、中学卒業前からしっかりと準備を進めることが重要です。