高校卒業後の留学

日本の高校を卒業したタイミングで留学を検討されている方の選択肢は以下の通りです。

  • 語学留学
  • ワーキングホリデー
  • 大学留学
  • 短大留学
  • 専門留学

現在、CEFR(セファール:ヨーロッパ言語共通参照枠)によるレベル分けを採用しており、1レベル修了までに10~20週の学習が目安とされています。

A1(語学学校レベル )

➡相手がゆっくり・はっきりと話し、助けを得られれば、簡単なやり取りをすることができる。

A2(語学学校レベル )

➡ 身近で日常の事柄について、単純で直接的なやりとりに応じることができる。

B1(語学学校レベル )

➡ 身近な話題や興味のある話題について、筋の通ったシンプルな文章を作成することができる。

B2(語学学校レベル )

➡ 幅広い話題について、明確かつ詳細な文章を作成することができる。

C1(大学レベル)

➡ 社会生活を営むため、または学問上や職業上の目的で、言葉を効果的に用いることができる。

C2(大学院レベル)

➡ 自然かつ流暢に、また正確に自己表現することができる。

語学留学

語学学校への留学

語学力:不要 期間:1週間~最大2年程度

語学学校への留学はその名の通り、語学力を向上させるための学校に通う留学です。多くの語学学校は最短1週間から入学できることから留学としてのハードルが低く、日本の大学に進学し、夏休みや冬休みの間に短期留学で国際経験を積むというのがポピュラーです。

ただし語学学校には現地学生(ネイティブ)は通学していないため、ホストファミリーを除いて留学生同士の交流がメインとなるでしょう。

B1レベルになると一般英語の他、進学対策やビジネス英語、TOEFLやIELTSなどの試験対策コースを選択できるようになります。進学や試験合格を視野に入れたレッスンが行われるため、クラスメイトのモチベーションや授業レベルも格段に高くなります。

進学を視野に入れた語学留学では、高等教育機関付属の語学コースや提携語学学校を経由することでTOEFLやIELTSなどの英語試験が免除される『条件付入学』という制度を利用するのが最も確実な方法です。


ワーキングホリデー

ワーキングホリデーでの留学

語学力:不要 期間:1年間※国により異なる

ワーキングホリデー制度とは国と国による協定のことを指し、31歳未満の青年に対して1年間の間アルバイトや観光、就労を許可し、その国への理解を深め交流を図るための制度です。原則1か国につき1度しか利用できません。

主なワーキングホリデー対象国は以下の通りです

  • ・オーストラリア※条件を満たせば最長3年
  • ・カナダ
  • ・ニュージ―ランド※条件を満たせば最長1年3ヵ月
  • ・イギリス※最長2年
  • ・アイルランド
  • ・ドイツ
  • ・フランス

1年間の過ごし方に決まりはないため自分で自由に決められますが、まずは語学力アップのために最初の3-4ヵ月語学学校に通い、その後は飲食店などでアルバイトをしながら様々な都市を巡るケースが一般的です。

留学費用は1年間で100~200万円と他の留学に比べて抑えられる点は魅力的ですが、学歴や職歴が得られる留学ではないため、社会人として職務経験を積んでからリフレッシュという形で利用しても遅くはないでしょう。


大学への留学

大学への留学

語学力:要 期間:3~4年間※国により異なる

特定の分野についての知識を深めたい方や、将来的な海外移住を視野に入れている方には海外の大学に進学するという方法が。

ただし大学進学には最低でもC1レベルの語学力が求められるため、進学前に付属の語学コースや提携語学学校に通うことになります。(渡航時点の語学力による)

そのため留学に必要な期間は大学4年+語学研修1年と考えていた方が無難でしょう。

アメリカやオーストラリア、カナダなど一部の国では大学卒業後に仕事を見つけるための滞在猶予が与えられるため、その期間中に就職先が見つかれば現地就職という選択をすることもできます。


短期大学への留学

短期大学への留学

語学力:要 期間:約1~2年間※国により異なる

語学学校だけでは物足りないけれど、大学進学までは未定という方には短期大学への進学という方法があります。

短大卒業時点で学位が取得できるため、区切りをつけやすい点は利点といえますが、就職活動においてはあまりアドバンテージにはなりません。

また、短期大学で取得した単位を大学に移行し、編入することも可能です。ただしその場合は編入先の専攻に沿った単位を取得する必要がありますので、定期的に学務課のスタッフと面談を行い必要な科目について明確に把握しておくとよいでしょう。


専門学校への留学

専門学校への留学

語学力:要 期間:3ヵ月~2年間※国により異なる

将来働きたい職種が決まっていて、その分野に就職する上で大学進学が必ずしも必要でない場合は専門学校への留学がおすすめです。

受講期間は最短3ヵ月から2年程度と幅があり、1年に複数回入学のタイミングが設けられているため、語学力の伸び具合に応じていつでも進学できる点が最大のメリットです。

特定の分野に集中して設備投資していることから、最先端の機材を使用できる点や、つながりの強い企業やレストランなどで実習ができる点なども見逃せません。

近年では日本の大学を休学し、『2ヵ月語学留学+4ヶ月専門留学+4ヵ月有給インターンシップ』という留学を経験をされる方も増えています。