ジュニア留学体験談

留学前に押さえておきたいのが、ガイドブックや資料ではわからない体験者のリアルな感想。

新しい環境になじむコツや英語の勉強法、海外で失敗した事、うれしかった事など、 先輩たちが留学を通じて得た様々な教訓は、留学を成功に導くためのヒントになるでしょう。

ここでは、留学を実現した先輩たちのレポートと、お子さんの成長を見守り続けた担当カウンセラーの声も併せてご紹介します。

オーストラリア・ケアンズで、はじめての親子留学

【お名前】:木村 真紀子さん(母)、太一くん(10歳)、優太くん(5歳)
【留学の目的】:英語の上達、海外生活を楽しむ
【留学期間】: 2週間(2013年7月)

海外旅行は子供達が赤ちゃんのうちから年に何度も行ってきた私達。
ただ、子供達も大きくなってきたし、そろそろホームステイや現地学校での体験を通じて、異文化や多様性を肌で感じさせたいと思うようになっていました。また、子供だけではなく自分自身も英語力向上に努めたかったので、親子留学すると決めたのです。

今回の留学で良かったのは、ホストファミリーがとてもフレンドリーだった点。

同じ年頃の男の子がいた事もあって、初日からすぐに意気投合しお互い仲良くなれました。とはいえ滞在中、何も努力をしなかったわけではありません。到着時に子供たちが苦手な食材を伝えたり(長男はマヨネーズが苦手)、夕飯の支度を手伝いたいと申し出たり、ベッドルームは自分達で掃除、洗濯も自分たちで行うなど、積極的に家の仕事を手伝いコミュニケーションを深めるよう心掛けました。こういった前向きな姿勢が、ホストファミリーとの距離を縮める秘訣だったようにも思います。

長男は恥ずかしがり屋でしたし、当初は留学に行きたくないと言っていましたが、初日から友達ができ『来年も来たいから制服が欲しい!』と言ってきてビックリ。逆にいつも社交的な次男が毎日保育園で泣いてしまったりと、思っている性格とは違うんだなあ…と新たな発見の連続でした。子供たちには大人が考えている以上に適応能力があるし、もっと長くいれば、もっと楽しかったかもしれません。

留学は思いきって行けば、素晴らしい経験になるはずです。勉強だけではわからない"異文化"を体験できたことはきっと子供達の中でお金には変えられない、素晴らしい財産となったと思います。来年からは受験勉強も始まるので、今しかない、とチャレンジしてみて本当に良かったです。子供一人で留学させる前に、とりあえず、楽しかった!と思えるような経験をさせたかったので、まずは子供が小さいうちに親子留学してみることをオススメします。

担当カウンセラーからのメッセージ

はじめて沙耶さんに出会ったのは1年前。おとなしそうな印象の沙耶さんでしたが、今回の留学でいろんなトラブルをひとりで切り抜け、たくさんのお友達をつくって帰国しました。英語も人前で堂々と話すようになって、見違えるほどの成長ぶりに感激です!(担当:朝香)

趣味を通じて英語も習得。アメリカ・ゴルフ短期キャンプ

【お名前】:遠藤 沙羅さん・13歳
【留学の目的】:英語の必要性を実感する、国際感覚を養う、積極性を身に付ける
【留学期間】:2週間(2013年8月)

一年前の夏休み、2歳上の兄が参加したゴルフ短期キャンプ。お父さんから「今度は沙羅も一緒に」と言われ、私もサマーキャンプに初挑戦することになりました。出発前はこれと言って英語の勉強をしたわけではありません。兄も同伴してくれるので、とくに不安な気持ちに陥ることもなくアメリカへと出発しました。

けれど、現地に着いてみたら日本人の女子は私一人。
学生寮の部屋は男女別に分かれているため、着いて早々兄とも離ればなれに…。
自分だけで異国の環境を切り拓いていく窮地に立たされました

ルームメイトは中国人とアメリカ人。知っている英単語をとにかく並べてこちらの意思を伝え、相手の話している事を察するために頭はつねにフル回転。英語の辞書やメモを使う余裕もないままに、英語と格闘する日々が始まりました。

滞在中、ランチをオーダーする時「Hot dog」や「Humberger」の発音が通じなくて悔しい思いをする事もありました。それでも徐々に英語でのコミュニケーションに慣れていき、2週間が終わる頃には簡単な文章で会話できるようにまで上達していたのです。

帰国してからは英語の「発音」の大切さに目覚め、意識的にアメリカのドラマを観たり洋楽を聞いたりして本場の英語に触れるようにしています。将来どんな仕事に就くにしても、英語は不可欠になると思うので、これからも英語の勉強は続けていくつもりです。次に留学する時は、もっと沢山の友達と色んなお話をできるようになりたいです。

親御様からのメッセージ

英語を学ぶ上で、まずは『なぜ必要なのか』を本人に実感させたかったので、今回アメリカへ行かせることにしました。また、好きなゴルフを通じてだったら会話のきっかけもつかみやすいと思い、数ある留学の中から「ゴルフキャンプ」を選択。言葉が通じない逆境の中、何とか自力で解決しようと悪戦苦闘したことが、娘を少し成長させてくれたようです。この経験が彼女の人生の転機となったことは間違いないと思います。

カナダの大学キャンパスでジュニア向けサマーキャンプ

【お名前】:松田 匠斗さん・11歳
【留学の目的】:海外生活を楽しむ、積極性を身に付ける
【留学期間】:2週間(2012年7月)

今回の留学は、お母さんに「行ってみたら?」と言われたのがすべての始まりでした。

せっかくの夏休みだし、思いきり遊びたかったので、行き先はカナダのウィスラーというリゾート地に決定!言葉が通じるか…、友達ができるか…、少し心配しながら出発しました。
留学中は寮に滞在していたので、いつも友達と一緒。寂しくてホームシックにかかるなんてことは一度もありませんでした。朝7時に起床して、一日3時間みっちり英語の勉強。自由時間にはロッククライミングやハイキング、キャンプやショッピングなどをして楽しみます。毎日やる事がありすぎて、2週間はあっという間に過ぎてしまいました。

帰国して自分の中で変わったのは、何でも自分からすすんでやるようになった事。留学中はたくさんの友達に助けてもらったので、今度は自分が誰かを助けられるようになりたいです。

親御様からのメッセージ

色々な国の子供たちとの出会いを通して、外国を身近に感じるようになってほしい。将来は国境を越えてグローバルな考えを持った大人に成長する事を期待しています。留学を終えて目に見える変化は特にまだ分かりませんが、息子の心の中で何かが前進したように思います。

アウトドアの遊びが満載!カナダで過ごす夏休み

【お名前】:小澤 沙耶さん・14歳
【留学の目的】:英語の上達、友達をたくさんつくる、海外生活を楽しむ
【留学期間】:3週間(2011年7月~8月)

カナダのサマーキャンプから帰ってきました!この3週間の留学でたくさんのことが体験でき、本当に楽しかったです。

教室はカナダの有名大学、サイモンフレーザー大学内にあったので、一足先に大学生の気分も満喫してきちゃいました。基本的に午前中は英語研修、午後はスポーツや課外授業、買い物など体を動かして学ぶことが多かったです。

出発前と後で変わったことは、「話す自信がついた」ことです。留学中はお寿司が食べたくなったり、湯船に浸かりたくなりましたが、カナダでできた友達のおかげで乗り越えられました。

これから留学するみなさん、クラスメイトには積極的に話しかけて友達をたくさん作ってください!

担当カウンセラーからのメッセージ

はじめて沙耶さんに出会ったのは1年前。おとなしそうな印象の沙耶さんでしたが、今回の留学でいろんなトラブルをひとりで切り抜け、たくさんのお友達をつくって帰国しました。英語も人前で堂々と話すようになって、見違えるほどの成長ぶりに感激です!(担当:朝香)

休暇を利用して体験するニュージーランド・ファームステイ

【お名前】:加藤 絵美さん(母)、明子さん(8歳)、祐輔くん(4歳)
【留学の目的】:海外生活(農家)の体験、英語の上達
【留学期間】:1週間(2007年11月)

ファームステイがさかんなニュージーランドでも、親子3人を(それも息子はわがまま盛りの4歳児!)受け入れてくれるファームステイはなかなか見つからないとのこと。担当カウンセラーの吉田さんがニュージーランドのこのファミリーに直接交渉してくださって、実現しました。

今回お世話になったステイ先とは、息子がかなりわんぱくしてしまったにも関わらず今でもメールをやり取りしています。1週間はとっても短い!ようやく慣れたころに帰らなければならないのが残念でした。これから行かれる方には、最低でも1ヶ月以上の滞在をおすすめします。来年の夏休みにまた留学にチャレンジしてみたいです。

担当カウンセラーからのメッセージ

正直、このホストファミリー以外どこも受け入れてくれなくて、頑張って交渉しました!お母様が海外生活経験があり、現役の農業従事者だということで、共通の話題も多く、お互いすっかり意気投合されたようです。(担当:吉田)